×
Menu
とちテレHOME

栃木の今が分かる!!NEWS 栃木の今が分かる!!NEWS

県内ニュース

野岩鉄道は今年開業40周年 栃木で鉄道の旅はいかがですか?【キャスターがゆく!】

栃木県内を走る野岩鉄道・会津鬼怒川線が、今年10月に開業40年の節目を迎えます。いち早く紹介して、春からの観光シーズン鉄道の旅はいかがでしょうか。飯島誠キャスターのリポートです。

日光市の新藤原駅と福島県の会津高原尾瀬口駅までを結ぶ全長30.7キロの野岩鉄道・会津鬼怒川線は「温泉」がつく駅名が多く、「ほっとスパ・ライン」という愛称がついています。

湯西川温泉駅は、階段を下りていくと…トンネルの中に駅があります。男鹿高原駅は駅前に店も住宅もなく、近くの国道まで600m。本当に何もないため「秘境駅」ともいわれています。

開業した40年前の1986年・昭和61年10月9日は、住民から熱烈な歓迎を受けました。開業日当日にも列車を運転したという、61歳の湯田則人さんは運転席からの光景を見て「楽しみというかうれしかった」と話します。

開業日当日に列車に掲げられていたヘッドマークは今も保存されていました。今回特別につけて頂きました。とりつけられた車両6050系は、40年たった今でも現役です。

沿線住民の期待を集めて誕生した野岩鉄道ですが、取り巻く状況は厳しいです。開業6年目の1991年度に117万5千人の乗車実績がありましたが、コロナ禍の2020年度は14万5千人。実は学生定期利用者がひとりもいない、通勤定期もほとんどいないという、完全観光依存型の鉄道です。

野岩鉄道の魅力を知ってほしい・・・2月14日には二瓶正浩社長自らが選んだ、栃木の地酒5種類が楽しめる観光列車「角打ち列車」が運行されました。80人の募集を超える91人が参加。車内では地酒の販売も行われてすべて完売したそうです。

二瓶社長も知らなかったサプライズ企画として、途中駅での「もつ煮」の販売も行われ、参加した人は列車に揺られ、お酒とともに優雅な時間を満喫しました。

沿線には昔ながらの名湯、川治温泉、平家の落人が生き延びた山あいの秘湯、湯西川温泉、中三依温泉があります。また上三依塩原温泉口駅からは塩原温泉へのバスが出ています。なお「尾瀬」ですが、野岩鉄道に乗ってそのまま会津鉄道の会津田島駅まで行くと尾瀬行きのバスがあります。