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日本酒つくりへ「ゆうだい21」を収穫 鹿沼南高校の食料生産科の生徒が稲刈り

授業の一環で日本酒作りに挑戦している、鹿沼市の高校の生徒たちが22日、材料となるコメを収穫しました。

稲刈りを行ったのは、鹿沼南高校の食料生産科の作物分会の3年生12人です。収穫するコメは、宇都宮大学で開発された「ゆうだい21」で、高校では大学と共同で3年前から技術研究やデータを収集するため栽培しています。

この日は栽培したおよそ80アールのうちの一部を、鎌を使って刈り取りました。今年は暑さやカメムシ対策など、栽培に苦労しましたが、こまめな手入れにより実の入りがよく、去年以上の出来になったということです。

生徒たちは去年、栽培した酒米「山田錦」で市内の小林醸造と連携して、オリジナルの純米大吟醸酒を生産していて、今年は「ゆうだい21」で日本酒を作る予定です。

コメは全体でおよそ60俵を収穫し、このうちの10俵を酒米として使用し、残りは文化祭で販売するということです。
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