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県立高校暴行動画拡散の調査結果を報告 中村栃木県教育長が会見 暴行などいじめと認定  栃木県

栃木県教育委員会の中村千浩教育長は4日、定例の記者会見を開いて、県内の県立高校で撮影された暴力行為の動画が拡散された問題について、調査結果の概要を明らかにしました。

この問題は、去年12月に県内の県立高校で、1人の生徒が複数人に取り囲まれ、別の1人から一方的に殴られたり蹴られたりする様子が撮影され、その動画が今年1月にSNS上で拡散したものです。

県教育委員会は「学校安全・安心対策チーム」を設置して、調査、検証を行ってきました。

調査は、暴力行為があった高校が、生徒の聞き取りなどを実施し、県教育委員会がその結果を報告書にまとめました。

それによりますと殴る、けるなどの行為と暴力行為の撮影と拡散、それに周囲のはやしたての3つについて、いじめと認定しました。拡散の経緯については、動画を生徒がグループ内で共有し、さらにSNSに投稿されましたが、詳しい時期や公開した人は特定できなかったということです。

課題としては、教師側が声かけや働きかけが十分でなかったこと、多くの生徒がいじめを知っていながら、教職員への報告がなかったことなどを挙げています。今後の対応として、未然防止の取り組みや初期対応、情報モラル教育の徹底などの5項目を示し、中村教育長は中でも未然防止の取り組みが重要とし「生徒にSNSのメリットデメリットなどをしっかりと教育したい」と話しました。

調査結果は7月に、福田富一知事に報告していますが、「報告書」は被害者の意向を尊重して公表はしないということです。