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ナフサ不足に対応 足利市の老舗企業2社が「紙製ハンガー」を開発

中東情勢の影響でプラスチックの原料が入手しづらくなった状況を受けて、足利市の2つの企業が紙を原材料としたある商品を開発しました。

足利市にある老舗企業「日光商事」です。1952年に創業し、包装資材などを手がけています。

日光商事が、同じく足利市にある紙製品メーカー「栗原紙器」と共同で開発したのは、「紙でできたハンガー」です。

開発のきっかけは、4月上旬にハンガーの仕入れ先から,「プラスチック製のハンガーが原料不足で値上がりする」という連絡を受けたことでした。日光商事の川村孝士社長は「アパレル業界にはハンガーが不可欠。大量生産によるコストの低さからプラスチック製が好まれていた中で、紙の可能性を感じた」といいます。

紙製のハンガーは、ナフサ由来の補強材や接着剤を一切使っておらず、耐久性を追求するため試行錯誤を重ねました。栗原紙器の栗原光彦専務は「強度とコストのバランスを考えた」と話していました。

ハンガーの原材料には新聞などの古紙から作られた「チップボール」が使われています。日光商事の川村社長によりますと、6月のプラスチック製ハンガーの値上げ幅は緩やかになってきたといいますが、今後、環境にやさしいエコな商品としてもPRしていきたいと話します。

今回開発したハンガーは、7月から業務用での販売を予定しているということです。