春の叙勲 栃木県内在住65人受章 漆塗り職人の佐藤則武さんも受章「叙勲に見合う人に」
この道一筋で長年にわたって社会に貢献した人たちに贈られる春の叙勲が29日、発表され、栃木県内の在住者では65人が受章しました。
栃木県の在住者では、政治や企業経営などで功績をあげた人に贈られる旭日章に、旭日大綬章の元衆議院議員、佐藤勉さんら25人、公共の仕事に長年携わり、成果を残した人に贈られる瑞宝章を40人が受章しました。
日光市の漆塗り職人、佐藤則武さん(77)は、旭日双光章を受章しました。佐藤さんは、54年前に日光の社寺の文化財保存会に漆塗りの技術員として入って以来、世界遺産の二社一寺など、多くの歴史的建造物の保存や修理に携わってきました。
漆塗り職人を目指す前は、店舗の内装を手掛けていたという佐藤さん。しかし、塗装した作品が半年ほどで別の作品に作り替わることに悔しさを感じたといいます。
(旭日双光章を受章 佐藤則武さん)
「100年後にも残る仕事がしたいと思って保存会に入りました」
日光山輪王寺の大猷院には、佐藤さんが修復に携わった部分が今も美しく残っています。修復前の調査の時に塗り重ねられたところを観察することで、先人たちの技術が垣間見えるといいます。漆塗りは建造物の補強に重要な役割を果たしている一方、佐藤さんは、これまであまり注目されてこなかったと感じていました。
(旭日双光章を受章 佐藤則武さん)
「突き詰めてきたことが認められるようになってきた。中途半端では駄目ですね」
佐藤さんは2022年、国が選ぶ保存すべき伝統技術の保持者に、個人として初めて追加認定されました。2025年3月に日光の保存会を退職し、現在は、漆塗りの技術を後世に伝えるため、全国各地で次世代の育成に力を入れています。
「漆塗りは生きがい」こう話す佐藤さん。新たな高みを目指しています。
(旭日双光章を受章 佐藤則武さん)
「叙勲に見合う人になりたいです。身の引き締まる思いです」
栃木県の在住者では、政治や企業経営などで功績をあげた人に贈られる旭日章に、旭日大綬章の元衆議院議員、佐藤勉さんら25人、公共の仕事に長年携わり、成果を残した人に贈られる瑞宝章を40人が受章しました。
日光市の漆塗り職人、佐藤則武さん(77)は、旭日双光章を受章しました。佐藤さんは、54年前に日光の社寺の文化財保存会に漆塗りの技術員として入って以来、世界遺産の二社一寺など、多くの歴史的建造物の保存や修理に携わってきました。
漆塗り職人を目指す前は、店舗の内装を手掛けていたという佐藤さん。しかし、塗装した作品が半年ほどで別の作品に作り替わることに悔しさを感じたといいます。
(旭日双光章を受章 佐藤則武さん)
「100年後にも残る仕事がしたいと思って保存会に入りました」
日光山輪王寺の大猷院には、佐藤さんが修復に携わった部分が今も美しく残っています。修復前の調査の時に塗り重ねられたところを観察することで、先人たちの技術が垣間見えるといいます。漆塗りは建造物の補強に重要な役割を果たしている一方、佐藤さんは、これまであまり注目されてこなかったと感じていました。
(旭日双光章を受章 佐藤則武さん)
「突き詰めてきたことが認められるようになってきた。中途半端では駄目ですね」
佐藤さんは2022年、国が選ぶ保存すべき伝統技術の保持者に、個人として初めて追加認定されました。2025年3月に日光の保存会を退職し、現在は、漆塗りの技術を後世に伝えるため、全国各地で次世代の育成に力を入れています。
「漆塗りは生きがい」こう話す佐藤さん。新たな高みを目指しています。
(旭日双光章を受章 佐藤則武さん)
「叙勲に見合う人になりたいです。身の引き締まる思いです」
