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冬眠前、10月はクマの行動が活発化 エサ求め出没増え警戒呼びかけ 佐野市では緊急銃猟訓練

冬眠を前に10月は、クマがえさを求めて行動が活発化し被害増える時期です。県内では、えさとなる木の実が「平年並み」だった去年より今年は、やや悪くなる見込みで、県は、人里への出没も含め注意を呼び掛けています。

これからの時期は冬眠前のクマがえさを求めて行動を活発化する時期で、環境省によりますと、去年のクマの被害は10月が78件で、年間の3分の1以上を占め最も多くなっています。去年は、全国的にえさとなる木の実が凶作で、えさを探すためにクマの大量出没につながったとみています。

県が8月から9月にクマの生息地域で行った、木の実のなり具合を確認する調査では今の所、「平年並み」だった去年より、やや悪くなる見込みです。県によりますと県内で今年度に入ってからのクマの目撃件数は、9月末時点で292件で、過去5年で最多のペースとなっています。

山でえさが少なくなれば、人里に下りてくる可能性があることに加え、専門家は、人里にえさがあると学んだ個体は、再び現れる可能性があると警戒を呼びかけています。

こうした中、佐野市では、市の職員と警察や消防、それに県猟友会安蘇支部などおよそ60人が参加して、緊急的に銃で駆除できる「緊急銃猟」を想定した訓練が行われました。

市内では7月に登山客がクマに襲われ重傷を負う被害があったほか、目撃情報が相次いでいて、昨年度は1年間で47件でしたが、19日の時点で既に62件に上っています。そのうち10月に入ってからは22件で、月別で最多になっています。

訓練は、校庭にクマが出没したことを想定し、金子裕市長が猟友会に駆除を委託。許可証を交付されたハンター3人が、校舎2階のベランダから発砲し人がいる地域での駆除の手順を確認しました。