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ラオス拠点の特殊詐欺グループ 栃木・神奈川両県警が国内初摘発 上三川強盗殺人事件の主導者と関連か

栃木・神奈川両県警の合同捜査本部は2日までに、ラオスを拠点に、福島県の男性から現金をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いで、日本人の男女9人を逮捕しました。
また9人の一部が、上三川町で発生した強盗殺人事件の主導者とされる男と面識があるとみて調べていることが捜査関係者への取材で分かりました。

詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、ラオス当局に拘束された、無職の阿部紗耶佳容疑者41歳ら、23歳から64歳の日本人の男女9人です。

9人は2026年6月17日、福島県郡山市に住む67歳の男性に対して、ラオス国内からビデオ通話で、警察官を名乗って偽の警察手帳を示した上「あなた名義で携帯電話が不正に契約されている。料金を支払わないと逮捕される」などとうそを言い、現金をだまし取ろうとした疑いが持たれています。

ラオス当局が現地の犯行拠点を摘発したため男性に被害はなく、9人は、いずれも航空機で日本に移送し、機内で逮捕されました。

ラオスを拠点とした日本人特殊詐欺グループの日本の警察による摘発は初めてだということです。

栃木県警は2025年11月以降、カンボジアを拠点とした特殊詐欺グループの捜査を行い、この過程で、逮捕した容疑者のスマホを解析した結果、9人のうちの一部が浮上したということです。

そして、この9人の一部が、2026年5月に上三川町で発生した強盗殺人事件の主導役とされ、海外に逃亡した益田和彦容疑者と面識があるとみて合同捜査本部で調べていることが捜査関係者への取材で分かりました。

益田容疑者とともにカンボジアで特殊詐欺に関わっていた可能性があるということです。

捜査本部は、9人の中に少なくともかけ子がいて、カンボジアにいた可能性もあるとみてラオスとカンボジア、そして上三川町の強盗殺人事件との関連性を調べています。