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上三川強盗殺人事件 リクルーター役の男子高校生の初公判 起訴内容認める 検察は拘禁刑1年6カ月求刑

 2026年5月に上三川町で発生した強盗殺人事件で、有害な業務を紹介した罪に        問われているリクルーター役とされる18歳の男子高校生の初公判が15日、宇都宮地方裁判所で開かれ、検察側は拘禁刑1年6カ月を求刑し、即日結審しました。

 事件は今年5月14日、 指示役と実行役とされる少年ら6人が上三川町上神主の住宅に強盗目的で押し入りこの家に住む女性1人が死亡、女性の息子2人が大けがをしました。

 この事件で、裁判が開かれるのはこれが初めてでリクルーター役とされる神奈川県相模原市の18歳の男子高校生が職業安定法違反の有害業務目的紹介の罪に問われています。

 起訴状などによりますと、男子高校生は事件の前日に、犯罪の実行役をさせることを知りながら、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」でグループトークを作成して連絡を仲介し、川崎市の当時16歳の少年を別の少年に紹介したとされます。

 初公判で裁判官に起訴内容に異なる点があるか問われると男子高校生は「間違いない」と認めました。

 証人尋問では男子高校生の父親が証言台に立ち「とんでもないことに関わってしまった。猛省してマイナスからやり直してもらいたい」と述べました。

 続いて行われた被告人質問で男子高校生は「知人の少年がSNSで『1千万円が手に入る仕事』と発信しているのを見て、犯罪かもしれないと思ったが同じく知人の川崎市の少年から『お金に困っている』という相談を受けていたため紹介した。償っても償いきれない」と話しました。

 検察側は、論告で犯行当時、被告人は保護観察の期間であったにもかかわらず犯罪行為と知りながら紹介し、それが事件の発生につながったと指摘し、拘禁刑1年6か月を求刑しました。

 これに対し弁護側は、被告人は強盗を把握しておらず、関与が限定的であることや経済的な利益を得ていないなどとして、執行猶予付きの判決を求めました。

 裁判官から最後に言いたいことがないか求められると、男子高校生は「今回は本当に申し訳ございませんでした」と述べました。

判決は11月19日に言い渡される予定です。