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宇都宮でウクライナ名門バレエ団7月末に公演 栃木市の小学6年生2人が抜擢

ロシアがウクライナに侵攻して4年以上が経つ中、7月末、ウクライナの名門バレエ団が宇都宮市で公演します。この公演の子役に栃木市の小学生2人が抜擢されました。

栃木市のバレエ教室「とちぎバレエアカデミー」。ここに、この夏大舞台に挑む小学6年生の2人の少女がいます。来日公演するウクライナ国立バレエの舞台に子役として出演する、岡部路子さんと野澤麗禾さんです。

ウクライナ国立バレエは、芸術の古都キーウで150年以上の歴史と伝統を受け継ぐ名門バレエ団です。2022年にロシアの侵攻が始まってからも活動を続け、世界各地で公演しています。

日本で行う13の公演で地元の子どもたちが選抜され、同じ舞台に立つことになったのです。

栃木公演に出演する岡部さんは、5月にアメリカのヒューストンで開催された国際コンクールに出場し、各国の予選を勝ち抜いたおよそ250人の中から上位24人に選ばれました。野澤さんも全国コンクールで入賞するほどの実力者です。

今回2人が出演する「ラ・バヤデール」第2幕の「壺の踊り」は、女性ダンサーと子役たちの掛け合いが見どころです。女性ダンサーに「そのお水をちょうだい」とお願いするシーン。言葉を交わさないバレエでは、全身で気持ちを表現する難しさがあります。

2人がウクライナの出演者たちと練習できるのは、本番前のリハーサルだけです。プロと共演できる大舞台を必ず成功させようと、講師たちの指導にも熱が入ります。

2時間の公演で2人が出演する時間はおよそ3分。役を演じ切るために、一瞬たりとも気を抜くことはできません。

岡部さんと野澤さんが出演するウクライナ国立バレエの公演は、7月31日に宇都宮市の県総合文化センターで開かれます。