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宇都宮市上下水道局がPFAS検査機器を導入 水道事業体では県内初

発がん性が指摘される有機フッ素化合物、いわゆるPFASが水道水などから相次いで検出されている問題を受けて、宇都宮市が県内で初めて水質検査機器を導入しました。

宇都宮市上下水道局が導入した水質検査機器「液体クロマトグラフ質量分析計」です。

2026年4月からPFASの水質検査が義務化されることから、先行して独自の検査体制を整備し、10月からこの機器を使って検査を行います。

検査するのは市内外にある5つの浄水場で、法律で義務付けられた3カ月に1回ではなく、毎月、実施します。

9月までは、民間の事業者に検査を委託していたため、結果が分かるまで1週間以上かかっていましたが、この機器を導入したことで1日から2日で判明するようになったということです。

独自の検査機器の導入は県内の水道事業体では初めてで、他の自治体で緊急的に水質検査が必要になった場合にも無料で検査を受け付けます。
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