2021年01月29日(金)のニュース
28日、現在の県内の人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は11.7人と緊急事態宣言の対象地域に追加された1月13日の44.1人と比べて大幅に減っていて政府の分科会が示すステージ4だけでなくステージ3の数値も下回っている。一方で、病床の稼働率や
重症病床の稼働率、人口10万人あたりの療養者数が高い水準のため福田知事は気を緩めることのないよう改めて注意を呼びかけた。また県は食事中の会話を控えるとともに食事中に会話をするときにマスクの着用の徹底を呼び掛ける運動を展開する。一方で県内の高齢者施設など約1250施設で職員約2万9千人に対して2月から唾液による抗原定量検査を行う。
県内では29日、新たに44人の新型コロナウイルスの感染と1人の死亡を確認した。佐野市の医療機関では29日までに同じ病棟に勤務する職員と患者合わせて7人の感染が確認され、県は県内31件目のクラスターに認定した。この病院ではこれまでに職員と患者合わせて139人を検査していて今後も随時検査を行っていく。また、医療機関に入院していた患者1人が死亡した。県内の死亡者はこれで42人となった。県内で感染が確認された人は累計3731人、療養者は667人、重症者は17人、入院調整中は310人。
3月19日に開幕する「第93回選抜高校野球大会」の選考委員会が29日、大阪市内で開かれ、県内で候補に残っていた國學院栃木と石橋は出場とはならなかった。21世紀枠の関東・東京地区候補校に残っていた石橋は甲子園初出場をかけて午後3時半過ぎ、選手や学校関係者が吉報を待ったが出場の夢は叶わなかった。一般選考枠の國學院栃木は補欠校に入った。
県と宇都宮市は29日、新たに44人の感染と1人の死亡が確認されたと発表した。県内の感染者は累計で3731人、亡くなった人は42人になった。
県によると30〜60代の男女3人は医療機関の職員。29日までに入院患者と職員計7人の陽性が判明したとして、県はクラスターの発生を認定した。
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第93回選抜高校野球大会の選考委員会が29日、オンラインで開催され、21世紀枠に八戸西(青森)三島南(静岡)東播磨(兵庫)具志川商(沖縄)の4校が選出された。候補に入っていた石橋高校は出場ならず。
また、関東地区からは高崎健康福祉大高崎(群馬)、常総学院(茨城)、東海大甲府(山梨)、専大松戸(千葉)、東海大相模(神奈川)の5校が選出された。國學院栃木は選出ならず。
※ニュースでも詳しくお伝えします。
自分の思いを大切な人などに40字以内で伝える日本一短い手紙のコンクール「一筆啓上賞」の大賞が発表され、那珂川町の嶋崎 有子さん52歳の作品など5つが選ばれた。今年のテーマは「笑顔」で、島崎さんの作品は「迷ったら、笑顔がうまれる方へ進んでください」というもので、子どもたちにエールを送った。さまざまな思いを表現した5万2805通が集まった。
県は、障がいのある子どもの親などが新型コロナウイルスに感染して入院や宿泊療養で不在になった場合、障害福祉サービス事業者の協力でその障害児の受け入れを2月1日から開始する。対象は、濃厚接触者であっても陰性で、かつ本人だけでは在宅での生活が難しい障がい児。県北、県央、県南の3カ所の施設で受け入れる。
愛知県で開かれている冬季国体のアイスホッケー競技で、栃木県勢は成年、少年ともに28日、初戦を戦った。
・成年は大阪府と対戦、第1ピリオドに中央大の徳光陸のゴールで先制したが、第2ピリオドに逆転を許し4対6で敗れた。
・少年は神奈川県と対戦し、第3ピリオド終了まで2対2のまま決着がつかずゲームウィニングショットまでもつれ込み、2対3で敗れている。
県は開催まで1年となったいちご一会とちぎ国体冬季大会をPRするため、2月1日から1年前キャンペーンを行うと発表した。フィギュアスケーターの織田信成さんと日光市出身の書道家、涼風花さんのメッセージ動画を配信する。また、公式ウェブサイトで応援、歓迎メッセージを募集、参加した人の中から抽選で会場の日光市にちなんだ賞品がプレゼントされる。
2月14日のバレンタインデーを前に東武宇都宮百貨店・宇都宮本店でチョコレートの特別販売「ショコラマルシェ」が始まった。5階イベントプラザに40超のブランドの商品が並んでいる。今年は新型コロナウイルスの影響で義理チョコの売れ行きが減少し、本当に渡したい相手と自分のための高級チョコレートが増えると見込まれている。会場では新型コロナウイルスの収束を願って「黄ぶな伝説」をモチーフにした日本酒を使ったチョコなども販売されている。感染症を防ぐため試食を自粛する一方で、焼き立てのワッフルの実演を見ることができるなど工夫を凝らした。「ショコラマルシェ」は大田原店と栃木市役所店でも14日まで開かれている。