2021年01月02日(土)のニュース
宇都宮動物園で2日、毎年恒例の「干支の引継ぎ式」が行われた。式には、去年の干支「ねずみ」を代表してモルモットが、今年の干支「うし」を代表して生後2週間の子牛が出席。ねずみ年生まれの子どもたちが、去年1年間の思い出を振り返ったあと、くす玉を割って2021年の幕開けを祝った。そして、丑年生まれの子どもたちが、今年の抱負を述べた。
県と宇都宮市は2日、新たに56人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染が確認されたのは宇都宮市や真岡市などの10歳未満から80代の男女56人。このうち8人が鹿沼病院で発生した県内18例目のクラスター関連。また県は、真岡市内でデイサービスを行う高齢者福祉施設で利用者と職員など合わせて7人の感染が分かったことから県内19例目のクラスターに認定した。県内で感染が確認された人は累計1,590人。重症者は9人。また、近隣の県では埼玉県で213人の感染、群馬県で42人の感染、茨城県で20人の感染が分かった。
全国高校サッカー選手権大会は2日、2回戦16試合を行った。栃木代表の矢板中央は徳島の徳島市立と対戦。前半35分、左からのコーナーキックにDFの小出が合わせ、先制ゴールを奪った。後半24分、相手のエースにフリーでシュートを打たれ同点に追いつかれ、PK戦に。両チーム5人全員が成功し、サドンデスで矢板中央6人目のキッカー、キャプテン・坂本がきっちり決め、GK藤井が守りきり、矢板中央は2年連続となるPK戦で初戦を突破した。3日は、午後2時10分から福岡の強豪・東福岡と対戦する。
宇都宮市宮園町の東武宇都宮百貨店で2日、初売りが行われた。コロナ禍の今年は、例年の半分以下の約1,600人が開店前に列を作り、オープンと同時に早足で店内に入った。この百貨店では、今年は客を分散させて密を防ぐため福袋の事前予約に力を入れた。用意した約1万2千個の半分ほどが事前予約で売れたという。このほか、地元貢献の思いを込めて栃木の食や体験を集めた福袋や、コロナ禍の需要を意識した応募形式の福袋も用意した。