2021年01月19日(火)のニュース
国の方針を受けて、県内の自治体も新型コロナのワクチン接種に向けた担当部署の設置を急いでいる。(18日現在)
【設置済】
・足利市(1日:5人、健康増進課内)
・佐野市(18日:接種担当、兼務含め7人、健康増進課内)
・鹿沼市(18日:感染予防対策室)
・小山市(18日:接種対策チーム・、健康増進課内)
・真岡市(12日:接種推進係、正職員と看護師と事務職員の4人、健康増進課)
・下野市(6日:本部内に予防接種班)
・さくら市(5日:接種推進室、7人、健康増進課内)
・日光市(15日、接種推進室3人、健康課内)
・矢板市(去年4月、健康増進課中心に「感染症対策班」※兼務7人)
・市貝町(健康福祉課内で対応、3人兼務)
・高根沢町(12日:1人専任、3人臨時職員、ワクチン接種推進班、健康増進課内)
・壬生町(12日:接種対策班、※兼務8人、健康福祉課内)
【20日に設置】
・那須烏山市(接種対策室6人、健康福祉課内)
【検討中】
・大田原市、那須塩原市、野木町、那須町、那珂川町、益子町、宇都宮市、芳賀町(準備を進めている)、茂木町、栃木市(※検討中だが1日付で専属の職員)
【今週設置予定】
・上三川町、塩谷町
※随時変更の可能性あり
◇内訳は県発表分が63人、宇都宮市分が31人。県内の感染確認は累計で3340人に。また新たに患者4人が死亡し、死亡者の累計は23人になった。
※詳しくは夜9時のニュースでお伝えします
宇都宮市と芳賀町が来年3月の開業を目指して整備を進めてきた次世代型路面電車、LRT事業が用地取得の難航などから1年程度延期される見通しであることがわかった。地盤強化の工事が必要な箇所もあり総事業費がおよそ190億円増え600億円を超えるという。事業は2018年6月着工、停留所やトランジットセンター、鬼怒川を渡る橋りょうの整備などが進められていて、去年9月にはレールの敷設作業も始まっていた。しかし市長選前の去年10月末現在で用地の5%が未買収、コロナ禍などもあり交渉が進んでいない状態だったという。また地盤が弱い区間の強化工事などを行う必要が出て約190億円の追加費用が掛かる見通し。マンションやホテルの進出を予定していたJR東口の開発や、年度内に方針が出される予定だった駅西側の延伸などにも影響が出ることが想定される。
※LRT事業〜JR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの約14.6キロを優先整備区間として整備。来年3月の開業を目指していた。これまで予算は総額で458億円とされていたが、大きく膨らむことになる
※詳しくは夕方6時と夜9時のニュースでもお伝えします
今月14日から新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の対象地域に追加された栃木県を含む7つの府県の知事が19日、菅総理大臣や西村経済再生担当大臣などとテレビ会議で意見を交換した。福田知事は緊急事態宣言の再発令で営業時間の短縮に協力する飲食店以外の一時支援金の対象として半分ほどが全休業または、曜日で休業している県内観光地のホテル・旅館のほかそれに関係する納入業者も含めるよう要望した。また、大阪府知事からは民間の医療機関でコロナ患者の受け入れを強力に推進すべきという意見もあがった。会議は非公開で約30分間行われ、病院のベッド数がひっ迫した状態の解消に向けて連携することで一致した。
県と宇都宮市は19日、新たに94人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。県内で確認された感染者は累計で3340人。また4人の死亡が確認され、これまでに亡くなった人は23人となった。このうちの1人は自宅で具合が悪くなり搬送先で死亡が確認された後に行われた検査で陽性が判明したという。また2人は入所していた施設で療養中に亡くなったという。