2021年01月13日(水)のニュース
県と宇都宮市は13日新たに141人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で感染が確認されたのは累計で2839人になった。また、芳賀町の高齢者福祉施設で県内26例目のクラスターが発生した。この施設では利用者と職員合わせて10人の感染が確認されていて。1月18日まで休業する。
県内の医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会で作る県4師会協議会は13日、緊急の記者会見を開き県の医療提供体制がひっ迫しているとして「医療緊急事態宣言」を行った。医師会の稲野 秀孝会長は「新型コロナウイルス感染症以外の診療に影響が出ており県内の医療崩壊は始まっている」とし「すべての県民が一致団結し新型コロナウイルス感染症を打破する意を決するときは今しかない」と述べました。
緊急事態宣言の対象地域追加を受けて県はこれまで宇都宮市内を対象としていた飲食店の営業時間短縮要請などを県内全域に拡大するなど全県をあげて感染防止に向けた協力を要請した。福田知事は改めて3密回避や手洗いの徹底、感染リスクが高い5つの場面での注意などとともに事業者にもテレワークの推進、県民1人1人に感染拡大防止への徹底した協力を呼び掛けた。
県などによると13日の新型コロナの感染者は141人。県内ではきのう12日、8日ぶりに100人を下回ったがきょうは過去2番目の多さ(※過去最多は8日の150人)。内訳は県の検査分で80人、宇都宮市で61人が感染。
また菅首相は19時から会見し、栃木県などを緊急事態宣言の追加を発表。これを受けて福田知事は20時から県庁で会見予定。とちぎテレビでは会見の模様を生中継でお伝えするほか、YouTubeの公式アーカイブでもネットでお送りします。
※夜9時のニュースでは現在の栃木県の状況や暮らしへの影響なども交えて詳しくお伝えします。