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ニュース

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■「安全だと判断してラッセル訓練実施した」(17-03-29)

那須町のスキー場雪崩事故を受けて、登山講習会の責任者が29日、記者会見を開き、「ラッセル訓練を行った場所は安全だったと判断した。しかし、今となっては反省しないといけない」と述べた。講習会の責任者だった県高校体育連盟登山専門部の猪瀬修一委員長は会見で、ラッセル訓練の実施は、当時現場にいた別の教諭2人と電話で相談して決めたと述べ、「雪が強く降っておらず風がほとんど吹いていなかった。雪が30センチほど積もっていたため、ラッセル訓練に向いていた」と説明した。猪瀬委員長は待機する班で、ラッセル班とは無線を使って連絡を取る体制だったが、待機していた猪瀬委員長は宿泊施設の清算などのため、車の中に無線機を10分程度置いたままにしていたという。猪瀬委員長は雪崩の発生する危険性について、「雪崩が起きやすい地点は知っていたが、訓練を行った場所で雪崩が起きる認識はなかった」と述べた。

■大田原高で臨時の全校集会(17-03-29)

雪崩に巻き込まれ、生徒と教員合わせて8人が犠牲となった大田原高校で29日、臨時の全校集会が開かれた。春休み中に起きた大惨事に、集まった生徒たちは「実感がわかない」と悲しみと困惑を隠し切れない様子だった。部活動中に生徒7人と教員1人が死亡するという事態となり、「安全確保ができていたのか。説明を聞きたい」と話す生徒もいる一方、「学校に何をどう聞けばいいのか分からない」と戸惑う声も聞かれた。参加した生徒によると、全校集会では校長が死亡した8人の名前を読み上げ、涙ながらに遭難に至った経緯を説明し「先がある生徒を亡くしてつらい」と述べたという。この日は臨時の保護者会も開かれた。

■高校生の冬山登山全面禁止を検討(17-03-29)

那須町のスキー場雪崩事故で生徒と教員の合わせて8人が死亡したことを受け、県教育委員会が高校生の冬山登山の全面禁止を検討していることが29日、分かった。高校生の冬山登山はスポーツ庁が通知で原則禁止にしているが、栃木県では県高校体育連盟の登山専門部の委員らでつくる審査会が登山計画を審議し、装備などを確認した上で許可していた。しかし、今後は通知に沿って、高校生の冬山登山を全面禁止にすることも視野に入れる。これまで審査の対象になっていなかった登山講習会を、今後は審査の対象にして事前にチェックすることも検討する方針。



■「5じはんLIVE@home」は、午後4時55分から放送(17-03-29)

きょうの「5じはんLIVE@home」は、午後4時55分から放送します。番組枠を拡大して、那須スキー場雪崩事故に巻き込まれた大田原高校の記者会見の模様を、生中継でお伝えします。

■雪崩の発生予見可能性が焦点に(17-03-28)

27日発生した那須町のスキー場雪崩事故を受けて、県警は28日、那須塩原警察署に特別捜査班を設置した。今後、事前に雪崩の発生をどの程度予測できたかが捜査の焦点となりそうだ。県高校体育連盟によると、登山講習会の運営は現場の教員に一任されていて、講習内容の変更なども現場の教員の判断に任されていた。講習内容を当初の登山ではなく、積雪をかき分けながら歩く「ラッセル」訓練に変更したことを、主催の県高体連が事前に把握しておらず、県警は、高体連の安全管理が不十分だった可能性もあるとみて、業務上過失致死傷の疑いで捜査している。

■雪崩事故 死亡した8人の身元判明(17-03-28)

27日に那須町のスキー場で発生した雪崩事故で27日夜、死亡した8人全員の身元が判明した。死亡したのは大田原高校山岳部に所属する1年生と2年生の男子生徒7人と、教諭の毛塚優甫さんの合わせて8人。警察によると、死因は生徒6人が圧死で、生徒1人と毛塚教諭の2人は窒息によるものだった。生徒らは春山登山講習会に県内の高校7校合同で参加。大田原高校以外の高校の生徒と教員は、けがをしているが命に別状はないという。県警は業務上過失致死傷容疑で捜査。関係者から事情を聴くなどして調べを進める。消防も現場上空でドローンを飛ばして雪崩の状況を調べる方針。

■今回の雪崩事故で亡くなった方々(17-03-28)

※いずれも大田原高校の生徒
▽高瀬淳生さん(矢板市・16歳 1年)
▽浅井譲さん(那須塩原市・17歳 2年)
▽佐藤宏祐さん(大田原市・16歳 1年)
▽奥公輝さん(さくら市・16歳 1年)
▽萩原秀知さん(高根沢町・16歳 1年)
▽大金実さん(那須塩原市・17歳 2年)
▽鏑木悠輔さん(那須町・17歳 2年)
※大田原高校の教諭
▽毛塚優甫さん(29歳)
死因は鏑木さんと毛塚さんが外傷性窒息、それ以外は圧死

■那須スキー場雪崩事故(22時まとめ)(17-03-27)

27日午前8時30分ごろ、那須町湯本の那須温泉ファミリースキー場で雪崩が発生した。県教委によると、スキー場では県内の高校7校の山岳部に所属する1年生と2年生、教員など62人が25日から春山登山講習会を行っていて、巻き込まれた大田原高校の生徒7人と顧問の男性教諭1人が、搬送先の病院で死亡が確認された。このほか40人がけがをしていて、うち7人が骨盤骨折などの重傷。県警は雪崩事故について、業務上過失致傷容疑などで捜査を始めた。

■【雪崩事故続報】「元気な子がなぜ」強豪・大高山岳部 (17-03-27)

男子生徒らが雪崩に巻き込まれた大田原高校山岳部は、全国大会に連続出場する強豪校として知られていた。「信じられない。元気な子たちがなぜ…」懸命に練習する姿を知る人から悲痛な声が上がった。大高によると、山岳部は県大会で連覇し、インターハイにも8年連続で出場。高校ホームページによると、毎年12月下旬に日光白根山を目指して2泊3日の冬山合宿を実施しているという。
この日は校門に立った教員が部外者の立ち入りを制限。山岳部関係者が険しい表情で出入りするなど、厳しい雰囲気に包まれた。夕方になって堀江幸雄教頭が初めて報道陣数十人に対応。「非常に心配している。無事を心から祈っている」と用意したコメントを沈痛な面持ちで読み上げた。
まだ事故の詳細を把握できていないといい、生徒の安否には「現場が混乱している」。学校側の責任には「今、この場では申し上げられない」と言及を避けた。【共同】

■【雪崩事故続報】救出阻む吹雪(17-03-27)

消防隊員らの話によると、腰まで埋もれるほどの積雪があり、何度も行く手を阻まれた。柔らかい雪質は雪崩が起きやすく危険を伴う状態だったため、圧雪車などで行けるところまで行き、そこからは徒歩で現場に向かった。「おぉ…」救助隊員が現場に着くと、無事だった生徒が近くの雪の下から、うめくようなかすかな声を聞いた。急いで深い雪を掘り起し、新たに生徒を助け出した。
隊員の待機場所になった駐車場には、消防車や救急車など10台以上が集まった。続々と担架が運び込まれてきたが、周囲をブルーシートで覆われ、負傷者の表情はうかがえない。隊員は10人前後画ひと組になり、「気をつけて」と声を掛け合いながら、担架を救急車に運び込んでいた。
日が暮れると、自力で歩ける軽いけがの生徒ら約30人が隊員に足元をライトで照らされながら下山。うつむきがちで疲れた表情を浮かべ、マイクロバス数台に分乗し、現場を後にした。【共同】
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